【国府町】金蔵獅子(加茂神社・諏訪神社例祭)

2019.09.11

金蔵獅子(きんぞうじし)は、飛騨から越中にかけ各地に伝承される郷土芸能で、国府町の金蔵獅子は県の無形民俗文化財に指定されており有名です。

金蔵の面、衣装、配役、曲笛のふしが各地区によって異なりますが、国府の金蔵獅子は伊勢神楽や越後獅子の類とは異なり、まったく古典的尚武的で、演技者4名、囃子方(はやしかた)7名によって演出される勇壮活発な獅子舞で、1舞約20分の演出時間の中にストーリーがあり、金蔵獅子は、リズミカルな太鼓と笛の中、勇壮活発な所作で舞い踊る郷土芸能です。

天狗面をつけた男神(金蔵)と、お福面をつけた派手な着付けの女神(お亀)が、田畑を荒らす悪い獅子を協力して懲らしめるという物語が演じられます。

特に勇猛な獅子を退治し、国土の安隠を図ろうとする勇気活発とした男神の活躍は、その妙技とともに観る人を心酔させます。

一つ一つの動きに意味があり細かいストーリーがそれぞれあります。事前にストーリを調べてから見に行くのもいいですね!

アクロバチックに激しく舞うところが見どころですが、金蔵を助けようとするおかめが、獅子に襲われたり金蔵にやつあたり?されるなど、微笑ましくいい味を出しています。

躍動感を肌で感じられ、生き生きとした力あふれる様子がストーリーを知らない方でも万人に分かりやすく、非常に楽しめるものになっていると思います!

獅子舞からパワーをもらって、五穀豊穣と家内円満を祈念しましょう!

また、加茂神社と諏訪神社のある国府町上広瀬地区は、果樹園が多くこの時期「飛騨りんご」が赤く色づき始めます!秋を知らせる時期です。

秋は様々な楽しみ方がありますね♪食欲の秋・読書の秋・芸術の秋・お出かけの秋。

 

【ちなみに...♪】

飛騨リンゴは同じく国府町金桶国道41号線沿いにある「あじか」にて直仕入し、購入することが出来ます。

私の一押しは、蜜たっぷりの「ふじリンゴ」です!それぞれの農家さんがりんごの木一つ一つと会話をしながら成長を見守っています。

また、「あじか」では、リンゴだけではなく飛騨国府の特産物がたくさん販売されています。とれたて野菜、伝統食品、フルーツ、工芸品など、「くらしといのち」の安全と安心を確保しながら、生産者の顔の見える新鮮で安全な農作物をお値打ちに提供してくれるおススメスポットでもあります!

飛騨観光や国府町へお越しの際は是非お立ち寄り下さい!

 

今年の秋は是非金蔵獅子を見にお出かけして、伝承される郷土芸能を堪能して、美味しい飛騨の郷土料理を食べて、色んな「秋」を楽しんでみてはいかかでしょうか?

猛暑だった夏の疲れを取り、生き生きとしたパワーをくれる獅子舞を見てリフレッシュしましょう!

 

 

 
開催日
2019年9月15日
開催概要
9月15日(日)諏訪神社:上広瀬/祭開催時刻:13時から、神社奉納時間:14時30分頃から (舞殿)
9月15日(日)加茂神社:上広瀬/祭開催時刻:14時30分 、神社奉納時間:15時30分頃から
開催場所
加茂神社/諏訪神社

岐阜県高山市国府町金桶、広瀬、上広瀬

問い合わせ先
問合せ:高山市役所国府町支所(高山市国府支所基盤産業課) 住所:岐阜県高山市国府町広瀬町1280-1 電話:(0577)72-3111

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