【飛騨高山】企画展「高山市の縄文時代」知られざる歴史☆

2019.10.31

近年、全国的に縄文文化への関心か高まっている中、飛騨地方でも発掘調査などにより特徴ある縄文時代の遺物が数多く出土し注目を集めています。そこで企画展「高山市の縄文時代」という大変興味深いイベントが開催されるようなので、そのお知らせです!

企画展「高山市の縄文時代」では、市内各地の縄文時代の遺跡から出土した特徴ある土器や石器、土偶などが一堂に展示されます。この企画展では、国指定史跡の「堂之上遺跡」をはじめ、岐阜県文化保護センターが調査した「西田遺跡」、「荒城神社遺跡」など市内各地に所在する縄文時代の遺跡から出土した遺物の中から、特徴ある土器や土偶、石器が一堂に展示されます。

実は飛騨には縄文時代の遺跡が非常に多く、一万年前に使われた「有舌尖頭器」や、八千年前の押型文土器が発見され、随分古くから文明が開かれていたことが想像されます。片野町の糠塚遺跡から発掘された「浅鉢形土器」は国の重要文化財に指定され、また上野町の垣内遺跡からは75基の住居址と環状列石が発掘されました。飛騨の山地にはクリ、ドングリ、クルミなどの植物資源、イノシシ、クマ、シカなどの獲物が豊富で、豊かな自然の中で狩猟採取が繰り広げられていたのでしょう。

また古墳時代の始まりもあまり解明されておらず、正史の中に初めて登場する飛騨の事件が両面宿儺の反乱です。「日本書紀」によれば、身体が1つで両面四手四足の怪物宿儺が朝廷の命令に従わず、仁徳天皇の65年将軍難波根子武振熊によって討伐されたと記されています。現在、5世紀に築かれた冬頭王塚古墳が飛騨では最も古い古墳とされ、大和朝廷からの下賜品と考えられる鉄剣・鏡が発掘されているそうです。

これから高山観光を予定されている方や、飛騨高山のリピーターの方必見です!この機会に是非とも飛騨高山の歴史を紐解いて新たな高山の魅力を発見されてみてはいかがでしょうか?教科書には載ってない貴重な情報が満載の企画展「高山市の縄文時代」面白そうですね!高山観光のついでに是非、足を運んでみて下さい♪高山探検隊、出発進行!

 

■主な展示資料

【丹生川地域】

岩垣内遺跡出土(土偶)

【清見地域】

上岩野遺跡出土(縄文土器深鉢、土偶)

門端遺跡出土(縄文土器深鉢、釣手時、土偶)

堂ノ下遺跡出土(御物石器、有頭大石棒)

和多田遺跡出土(御物石器)

【朝日地域】

ごうろう遺跡出土(石棒、石冠)

【久々野地域】

堂ノ上遺跡出土(縄文土器深鉢、釣手土器、土偶、土製品、石棒)

渚遺跡出土(縄文土器壺)

【国府地域】

村山遺跡出土(縄文土器深鉢)

宮ノ下遺跡出土(玦状耳飾)

東門前森ノ木遺跡出土(縄文土器深鉢、舟形土器、土偶、キノコ形土製品)

荒城神社遺跡出土(縄文土器深鉢、土偶、多頭石斧)

殿村遺跡出土(釣手土器)

立石遺跡出土(土偶、石冠、独鈷石、磨製石斧)

【高山地域】

前平山稜遺跡出土(異形部分磨製石器)

糠塚遺跡出土(浅鉢形土器※飛騨高山まちの博物館のみ展示)

寺東遺跡出土(縄文土器深鉢)

垣内遺跡出土(ミニチュア土器、土偶、三角壔形土製品)

赤保木遺跡出土(土偶)

 

■サテライト展示「西田遺跡の土偶」

東京国立博物館の特別展で展示された「西田遺跡」出土の土偶が展示されます。

会場:高山市役所1階市民ロビー

期間:令和元年10月22日(火・祝)~令和2年1月12日(日)

 

 

※展示会場と展示時期は2つに分かれています。

【第Ⅰ期】久々野歴史民俗資料館:10/22(火・祝)~11/24(日)

【第Ⅱ期】飛騨高山まちの博物館:12/7(土)~1/12(日)

 
開催期間
2019年10月22日 〜 2020年1月12日
開催概要
【開催時刻】
【第Ⅰ期】久々野歴史民俗資料館 8:30~17:00
(休館日/月曜日※祝・休日の場合は翌日火曜日)
【第Ⅱ期】飛騨高山まちの博物館 9:00~19:00(休館日/無休)
開催場所
久々野歴史民俗資料館・飛騨高山まちの博物館

久々野歴史民俗資料館(岐阜県高山市久々野町久々野2262-1)・飛騨高山まちの博物館(岐阜県高山市上一之町75)

問い合わせ先
高山市教育委員会
書いた人:HIDABAKO編集部(fuji)

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