【飛騨紅茶】が奥飛騨で作られる工程を見学してきました!

密かにファンです「なべしま銘茶 飛騨紅茶」

なべしま銘茶さんの飛騨紅茶をご存じですか?
高山市内のスーパーやお土産屋さんで売られているんですが、私密かにファンなんです。
ホテルアソシアの喫茶店で飲んで以来その美味しさにハマってしまい、お家でもよく飲んでいます。
その飛騨紅茶が、奥飛騨で作られているという情報をキャッチ!
しかも、温泉の蒸気で蒸されているらしい!?
ほんとー!?その作業、めっちゃ見たい!
ということで、早速なべしま銘茶さんにお願いして作業を見学させてもらっちゃいました。

6月のある日、奥飛騨のお宿隣にテントとワゴンが…

去年6月。なべしま銘茶さんからの連絡は突然でした。「来週作業します!」
聞けば、茶葉は静岡県まで摘みに行くとのこと!しかも天気次第で摘む摘まないが変わるので、梅雨真っ最中で難しい判断の中、晴れ予報だったその1日で摘みに行くとのことでした。
飛騨を早朝に出て静岡で茶葉を摘み、往復10時間かけて戻ってきたらすぐに作業を始めるとのこと!
なんて過酷なんだー!と思いつつも、夕方奥飛騨へ行ってみました。

すると、あるお宿の隣に白いテントが立っているではありませんか。
そこに、なべしま銘茶さんのワゴンが入ってきました。
中から出てきたのは…摘みたてホヤホヤの茶葉~!
へ~!そんな風に運ばれてくるのか~どれどれ?とワゴンの中をのぞいてみると…

超VIP待遇な茶葉たち!

茶葉はいくつもの小袋に分けられ、きれいにラックに並べられているではありませんか!
しかも、下から扇風機で風を送られながら!
なんてVIP待遇な茶葉(笑)
聞けば、茶葉は摘んだ直後から熱を帯びはじめ、ギュッと詰まった状態ではどんどん枯れていってしまうんだそう。
それを防ぐためにエアコンガンガンで冷やしながら帰ってきたそうです。おいしい紅茶を作るためには苦労が絶えません(涙)

広げて自然乾燥へ

続いて、摘みたてホヤホヤの茶葉たちを広げて乾燥させます。
その量100キロ以上!
時間と共に熱で茶色く焼けてしまう茶葉を素早く広げて扇風機で乾燥させ、水分を抜きます。
夜中にも4~5回かき回すんだそうです。なんて手間暇かかる作業なんや…

品種は「べにふうき」

ちなみに茶葉は「べにふうき」という品種。
日本で開発された茶葉で日光に当たるほど渋くなるそう。
特別に1枚食べさせて頂きましたが…「しぶっ!!」。でもしっかりお茶の香りがしました。

おやすみなさい~

風を当てられながら眠りにつく茶葉たち。
この日の作業はここまで。
続いて、揉む、温泉を利用して発酵させる、乾燥という作業が待っているそう。
この続きは別メンバーがリポートしますのでしばしお待ちくださーい!

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書いた人:もっち

生まれは高山、進学と就職で大阪へ行き、30歳でUターンしてきて高山でのんびりと暮らしている飛騨っ子です!晴れた日に乗鞍岳を眺めながらドライブするのが最高に幸せなんやさな~ 【HIDABAKO公式記者】

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