飛騨市古川町にある料理旅館「蕪水亭」で薬草料理のランチ
飛騨市古川町にある料理旅館「蕪水亭」で薬草料理のランチをいただいてきましたのでその模様をレポートします。
飛騨市は「薬草のまちづくり」を掲げ、同地に自生している200種以上の薬草をつかって料理の開発などさまざまな取り組みをされています。中心の担うのがNPO法人薬草で飛騨を元気にする会。その代表者が、蕪水亭のご主人である北平嗣二さんです。
蕪水亭さんの創業は明治3年。 ご主人自ら包丁をにぎる料理人です。四季折々の飛騨の山河がもたらす自然の恵みをご提供されています。
十六総研(私)は、岐阜薬科大学の先生方を飛騨市にお招きした一環で立ち寄らせていただきました。
メナモミ豆腐 くこ・エゴマ
エゴマの油分と香りのたつ、たいへんおいしいお豆腐でした。
前菜の数々
この詳細は
・こも豆腐えびすぐさ
・海老イチョウ汁煮
・玉コン黒豆汁煮
・酒かすくるみ
・丸十くちなし煮
・なつめ
・黒豆
・冬瓜くちなし煮
でした!
合鴨のおおばこソース
緑のソースが本気モードですが実際はとてもマイルドなお味。
あけびの肉詰め くわガーリックソース
さらに緑のソースが続き、いよいよ薬草達が全面的に主張してきます。しかし、お料理の味を損なわず、実においしくいただけます。
薬草は多ければ多いほど効果が高い!
薬草は「多ければ多いほど効果が高い」そうです。世の中の大半の薬膳料理とは、少し薬草を添えただけのものだそうですが、ここ蕪水亭の薬草料理は、薬草の含有量がハンパないです。それでも、料理として完璧にまとまっております。薬草を何十年とご研究されてきたご主人の成果が惜しげもなく表現されています。
これだけのコースをいただきましてお会計はお一人4,000円(税込)。
今度は家族を連れてきたいです。ごちそうさまでした!