古い町並（国選定重要伝統的建造物群保存地区）

飛騨高山の定番観光スポット！

城下町の中心、商人町として発展した高山の上町、下町の三筋を古い町並と呼んでいます。
古い町並やその周辺には、高山の酒蔵７蔵位置し、歩いて巡ることができます。

■町屋の特徴■
高山の町家は、前側の屋根の高さは4メートル少しと大変低くなっています。屋根は道路の水路まで飛び出て、屋根から落ちた雨水がちょうど水路に落ちるようになっていました。そのため屋根の軒先がきれいに揃っていたのです。現在は雨を受け止める雨樋が取り付けられ、各家の軒先はあまり揃わなくなりました。

道路に面した部屋はミセといって商品を陳列する部屋ですが、80年から90年位前に商店をやめたところが多く正面に格子が取り付けられました。この格子が、高山の町並の特徴となり、縦横の直線美と落ち着いた色調は、日本有数の商家群保存地区となっています。

上町には、駄菓子屋さんや伝統工芸のお店、名物の「みたらしだんご」のお店などが並び、多くの観光客で賑わいます。

タイムスリップしたかのような雰囲気で、浴衣や着物での散策にもピッタリです。